2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

おまけ フーコーとチョムスキーの対談

フーコーとチョムスキーが「人間のネイチャー」について対談している映像です。 http://www.youtube.com/watch?v=hbUYsQR3Mes http://www.youtube.com/watch?v=Jr9G_Ywob1Y&mode=related&search=フーコーの目が怖い・・・ 僕の基本的な態度としては、フーコ…

構造主義について考える4

id:finalvent氏が「混同」として指摘されてきた部分については、その指摘が要求している「精度」が意味をもつ議論の水準は当然存在するのでしょうが、この「シリーズ」で考えようとしている物事の水準ではそこは大雑把にやって問題はないだろうというのがま…

追記 せっかくアクセスが増えているので宣伝。

あるシンポジウムが以下のような予定で開かれます。堀場国際会議 ユビキタス・メディア: アジアからのパラダイム創成 ?The Theory Culture & Society 25th Anniversary会期: 2007年7月13日(金)〜16日(月・祝) 場所: 東京大学 本郷キャンパス 安田講堂・…

困った

id:finalvent氏からトラックバックというものをいただいたのですが、困りました。要は、「あなたの書いたものは間違っているよ」という話がされているのですが、その指摘の内容がなんともはや。文章を読む限り、個別に反論するというコストの見返りがあるよ…

構造主義について考える3

構造主義について考える1(http://d.hatena.ne.jp/voleurknkn/20070425#p1) 構造主義について考える2(http://d.hatena.ne.jp/voleurknkn/20070426#p1)前回の末尾で、フーコーと構造主義との関係を考える際には、言語/記号というものの位置に注意を向けるの…

構造主義について考える2

前回(http://d.hatena.ne.jp/voleurknkn/20070425#p1)のつづきです。前回はごくごくおおざっぱに、構造主義のメインモチーフを「人間の乗り越え」に見出しながら、しかし構造主義そのものと「人間の乗り越え」のモチーフとの間にはズレが存在し、そのこと…

構造主義について考える1

このところ文章を書くのがどうも億劫になっているのですが、その原因はおそらくちゃんとひとまとまりのある「記事」にしなければ、という強迫のようなものを無意識のうちに保持している事にあるのではないか、と思いました。ということで、もうちょっとゆる…

ベルナール・スティグレール『技術と時間』の書評

フランスの思想家、ベルナール・スティグレールの『技術と時間』の第一巻について書評を書きました。 http://booklog.kinokuniya.co.jp/umatforum/archives/2007/04/la_technique_et_le_temps_1_la.html 宣伝です。

広告戦争

山手線で、最近何かと話題のNOVAの広告を見ていて、なるほどと思いました。広告のレイアウトが、雑誌の中吊りに似せて作ってあるのです。人はたぶん無意識のうちに、それを見る対象のレイアウトを通してそこに載っている情報との態度を決めるという部分があ…

知っていると想定された主体としての内田樹

もう幾日か前の記事ですが、例によって内田樹氏が挑発的なことを書いていました。 私ども大学教師はあらゆる問いに即答することができる。 その答えを知らない問いについても、そのような問いが存在することが知られていない問いにさえ即答することができる…

文化系トークラジオLIFEと「青春」

およそこの半年、ポッドキャスティングを通してですが継続して聞いてきたラジオ番組、「文化系トークラジオLIFE」というのがこの三月でひとまず終了しました。 http://www.tbsradio.jp/life/ 若い社会学者鈴木謙介氏をメインパーソナリティーとし、いろんな…