2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

変革はつねに広場で起こる――チベットへの道

essaさんという方が、「 一日一チベットリンク / Eyes on Tibet 運動」というものを提案していました*1。 ブログを書いている人に、しばらくの間、一日に一つ、なんでもいいからチベット関係のURLにリンクしようという運動を提案したい。 別にチベットについ…

ミもフタもない話をしよう

北田暁大との共著である『東京から考える』のなかでだったと思うのですが、東浩紀が「ミもフタもない話」から出発するという姿勢を強調していた気がします。そこで正確にどのように言われていたかはちょっと思い出せないのですが、なんとなく共感した記憶だ…

チベット問題に対する世界各地での抗議

フランス インド イギリス・ロンドン アメリカ・ミネソタ アメリカ・ニューヨーク ここにまとまっています。 http://www.youtube.com/user/ovoFreeTibet

ネグリ来日中止の不思議

すでに方々で話題になっていますが、アントニオ・ネグリの来日が、とても不可解な経緯によって中止に追い込まれてしまったようです。僕はネグリ自身の思想や議論には基本的にあまり興味はないのですが、それとは無関係に、今回の出来事にはショックを受けま…

『近松物語』と業

今日は早稲田松竹に、『近松物語』と『雨月物語』という溝口健二二本立てを観てきました。どちらについても書きたいことがあるのですが、とくに『近松』についていろいろ考えました。しかし、どう言ったらいいのか・・・「業」ってのがありますよね。「業が…

インターテクストと記憶

このところ、いまさらながら「インターテクスト」についてつらつら考えています。この「インターテクスト」にまつわるこまかい議論はあんまり知らないのですが、とりあえず、作品というものはそれ自身で完結しているものではなく、それを構成しているテクス…

『長江哀歌』の感想

昨日、一昨日と、ジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督の『長江哀歌』を恵比寿で観てきました。二日連続で同じ作品を劇場に観に行ったのは初めてです。この映画の持つ魅力がそうさせた、と単に言ってしまってもいいのですが、それに加えて、ちゃんと確認しておき…

魚屋のあいさつ

「魚屋が、屁をこいた、ブリっ」 という人類が編み出しそしてたゆみなく伝承してきたしょうもないギャグがありますが、僭越ながら、その歴史に新たな一ページを書き加えたいと思います。ようするに、このギャグの別のバリエーションをなす、これまたとてつも…