パレスチナで拘束された日本人についてのメモ

[時事]パレスチナで拘束された日本人についてのメモ

イスラエルで日本の27歳男性拘束 入植地の反対活動中
http://www.asahi.com/international/update/0803/TKY200808020339.html

エルサレム=村上伸一】イスラエルが占領中のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のヘブロン南方で1日夕、東京都出身の志賀直輝さん(27)がイスラエル軍の侵入禁止区域に入ったとして、同国治安当局に拘束された。警察署で勾留(こうりゅう)されているが、在イスラエル日本大使館によると、健康状態は良好だという。

 パレスチナ支援団体「国際連帯運動」(ISM)によると、志賀さんはユダヤ人入植地に反対するため英国人やスウェーデン人と一緒に現地へ行き、パレスチナ人が農地の手入れをする様子をビデオ撮影していたという。

イスラエル治安当局、拘束の日本人男性を釈放
http://www.asahi.com/international/update/0803/TKY200808030220.html

 【エルサレム=村上伸一】イスラエルが占領中のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のヘブロン南方で1日夕、東京都出身の志賀直輝さん(27)がイスラエル軍の侵入禁止区域に入ったとして、同国治安当局に拘束されたが、3日未明に釈放された。在イスラエル日本大使館が明らかにした。

志賀直輝氏本人による説明
http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/2008/08/blog-post_05.html

8 月1日3時半ぐらいにイスラエル入植者がトラックで遊牧中のパレスチナ人や羊に突っ込もうとしてきた。だから、わたしはスエーデン人とイギリス人の仲間と一緒にこのトラックを必死で止めた。さらに撮影もした。入植者が兵隊に通報し、数分後イスラエル兵が来た。兵隊たちはわたしたちをジープに連れていった。その後、警察がきて理由をつけずにわたしたちを逮捕した。
(・・・)
わたしたちは、パレスチナ人羊飼いにトラックで突っ込もうとした入植者を訴えることに決めた。結果はどうなるかまだわからない。しかし、数週間前、同じ南ヘブロンで入植者がパレスチナ人羊飼いを誘拐して暴行を加えた時、わたしたちはこの瞬間を撮影していた。この事件を警察に訴えた結果、この入植者は逮捕された。わたしたちは少しでもイスラエル入植者や兵隊からの襲撃を受け続ける羊飼いやパレスチナ人の不安が減り、ふつうの生活ができることを願い行動する。

本人による説明(しかも動画入り)が加わると、情報と現実感の厚みが飛躍的に増しますね。