仁義なきケータイ戦争

ついに始まりました、携帯電話の番号ボータビリティー制度。携帯の会社を変えても番号が変わらないと言うやつですね。当然ながら僕はすっかり浮き足立ってしまって、ついにはわけが分からなくなって一日十回もメッカに向かって礼拝しているわけですが、それだけじゃあなかった。ソフトバンク孫社長が「予想外割」なるものを発表。ソフトバンク利用者同士は通話とメールが無料というやつです。これにはホントにびっくりしてしまい僕はすっかり浮き足立ってしまって、ついにはわけが分からなくなって武田久美子が局部を貝殻で隠している衝撃の写真集を買いに走ったのですが見つかりませんでした。

しかしまあそんなヨタ話はどうでもいいんです。番号ポータビリティー制度に関してなんやかやと書かれているのを見ていると、こんなものを見つけました。
http://blog51.fc2.com/n/nagu99/file/keitai.jpg
これは、ソフトバンクの「予想外割」がじつはまったく得にはならないというのを図解しているものですが、そのデザインやレイアウトが携帯屋においてある料金説明のやつとそっくりなんですよね。これ、どう考えてもライバル会社(って二社しかない)がネガティブキャンペーンとしてこっそり作ったものとしか思えない。

最近では選挙の時にも個人ブログを装ってじつは世論の誘導を狙うという政治キャンペーンも行なわれている、なんてことがまことしやかに囁かれています。実際、現代の選挙のキャンペーンは広告代理店が指導しているらしいので、広告代理店が有効だと判断する手段は選挙運動にも活用されるはずです。とくに自民党などは、もともとNTTで広報をやっていた世耕弘成氏がチーム世耕を率いてあの手この手を使い世論誘導を試みている、なんてこともうわさされています。って、政治の話しはいいんです。

政治ならまだいくらかは「自粛」みたいなものもあるかもしれませんが、生き馬の目を抜く資本主義の荒波の、しかも番号ポータビリティー制度の開始というまさにその猛り狂った波頭を耐え抜こうとしている携帯電話会社のことですから、どんな方策がとられていても不思議じゃありません。もしかしたら今頃工作員が、ライバル会社のアンテナを破壊して廻っているかもしれません。NTTドコモをNTTオメコに書き換えて廻っているかもしれません。前園真聖を起用して「auカッコわるい」ってCMを撮っている真っ最中かもしれません。

ところで、糸電話に変えても番号が変わらないっていううわさを聞いたんですが、これはおそらく都市伝説でしょう。